妻がベルトを欲しがっていたので、久しぶりに制作しました。ベルトは10年以上前に制作して以来となります。ベルト用の革は大昔に購入したまま未使用で残っていましたので、ほかに必要となるバックル、ジャンパードットを購入して制作に着手しました。
制作過程
型紙
以前のベルトを制作した時は型紙は作らなかったのですが、今回は試作(兼自分用)と2つ制作しようと考えたので作りました。ただ、当初の穴位置では不都合が生じたため、制作途中で穴位置は変更しています。(試作検討は大事ですね)
革すき
今回、ベルト用の革はだいぶ昔に購入したものを使用しました。苦手意識もあり長らく革すきをやっていなかったのですが、バックル部分がどうしても分厚くなってしまうため、半分程度にすきました。
穴あけ
修正した型紙で穴位置を決め、開けていきます。長穴は両端をハトメ打ちで開けた後、革包丁で切りました。この後、ベルトの長さを決めて余剰分を切断します。
サル革
ベルトの革の余剰分でサル革を製作します。幅を半分程度に切断し、ヒシ目打ちで穴をあけ、クロス縫いにて縫合します。
ジャンパードットをかしめて、組み立て
最後、床面、コバ磨きをしたうえで、バックル部分にジャンパードットをかしめ、バックル・サル革をはめて組み立て。ジャンパードットは今回初めて採用。サル革が若干幅が大きかったですが、何とか違和感なく組み立てができました。
久しぶりのベルトの制作。試作を兼ねた自分用はまだ未完ですが、ひとまず記録します。
製作費情報
- 主要材料費 計2,548円
- ベルト用の革(幅38mm 長さ1200mm) 1個×@1,800円
- バックル(幅40mm用) 1個×@440円
- ジャンパードット(大) 4個×@77円
- 他にサル革の縫合用の糸、床面処理用の水溶性樹脂を使用
- 時間
- 約6時間