息子の誕生日直前、手作りのプレゼントがしたいなと急に思い立ち、くまポーチを作ることにしました。
参考
メガネケースと同様、今回も「アトリエ ネトラポート」さんの動画を参考にしました。
おかげさまで予想以上に早くできました。動画で制作過程を実演され、なおかつ型紙を無料で公開されているのがうれしいですね。
材料・製作費情報
- 主要材料費 計1,105円
- 革(端切れを使用) 計200円(推定)
- カシメ(大)・タールメッキ 5個×@29円
- マグネットホック 14mm 1個×@220円
- Dカン 21mm 2個×@270円
- 他に床面・コバ面処理用の水溶性樹脂、麻糸を使用
- 制作時間
- 8時間
時給1,000円の作業者が制作したと仮定すると・・・。かなりの高級品をプレゼントすることになりそうです。
制作過程
型紙
メガネケースと同様、型紙は上記動画の概要欄記載のリンクから取得しました。設計時間を省くことができるので助かりますね。
粗裁ち
型紙で革に罫書いたのち、粗裁ちを行います。
床面処理
粗裁ちした後は床面処理を行います。写真をみると、少し塗りすぎだったかもしれませんね。
本裁ち
床面処理を行ったら、本裁ちをします。
鼻取付
各パーツを切り分けたら、まず鼻を取り付けます。今回は鼻に両面テープを貼り付けて仮止めし、そこから菱目打ちで穴あけ、手縫いを行いました。
カシメ打ち
目と鼻の所にカシメを打ちます。動物っぽくなってきました。
マグネットホック
ポーチをふたする役目のマグネットホック付きのベロを作ります。学生時代に使っていた鑿が活躍しました。ちょっとした切り込みを作るには丁度良いですね。
耳・マクネ取付
耳とベロを取り付けます。鼻と同様に両面テープで仮止めして、菱目打ちで穴あけ、手縫いで縫い合わせました。
Dカン取付
Dカンを背面部に取り付けます。Dカンは以前購入したものを使用したため、取り付け部のパーツが型紙の寸法から変更となり、なんだかんだ2回ほど作り直しています。
表・背面縫合
表面と背面を手縫いで縫い合わせます。ここまでで、ポーチの本体部分が完成しました。
肩ひも
最後に肩ひもをつなげて完成。肩ひもは過去に購入した丸牛レースの残材を使用、Dカンとの接合はホイッピングで止めました。中高時代の部活動で行っていたロープワークが活きましたね。
誕生日までに無事間に合うことができました。息子も喜んでくれたようで良かったです。